ポジティブハッピーランド 代表 森崎氏 | インタビュー第32弾

ポジティブハッピーランド 代表 森崎氏 | インタビュー第32弾

ケア業界のパイオニアに道を訊くインタビュー企画、第32弾です。

今回は”職場いきいきコンサルタント”として、介護施設や一般企業等の研修・コンサルティングを行うポジティブハッピーランド代表の森崎さんにお話を伺いました。

この記事の要点

  • 社内研修の知識の活用はダイエットに通ずる
  • 各企業の課題解決は方程式を解くことに通ずる
  • ポジティブハッピーランドの研修とコーチングセッションで企業の離職率0%を目指す

ポジティブハッピーランド 代表 森崎氏のプロフィール

森崎 のりまさ(もりさき のりまさ)氏

『仕事=楽しい』に変える、職場いきいきコンサルタント。ラジオパーソナリティ。22歳の頃から介護の仕事を始め、介護福祉士やケアマネジャー等の介護福祉系の資格を取得。27歳で訪問介護事業所管理者を経験。株式会社日健マネジメントに入社、32歳で老人ホーム施設長を経験。施設長を務めていた頃、一般的に離職率が高いと言われる介護職員の『2年間退職者ゼロ』の実績を上げ、マネージャーに就任。その後、社員の教育担当・求人採用担当を経て起業。

現在『仕事=楽しい』に変える、職場いきいきコンサルタントとして全国各地で社員研修や社員面談を行い、職場の環境改善に尽力する。著書『退職者を出さない管理者が必ずやっていること』SGBOOKSより出版。Amazonランキング人事部門1位獲得。読者からの評価は高く、発売より一年以上が経った今もランキング上位を継続している。

インタビュー(以下、敬称略)

——まずは自己紹介をお願いします。

森崎:ポジティブハッピーランドの代表 森崎です。職場コンサルタントのかたわら、ラジオパーソナリティの「のりさん」としても活動しています。

ゆめのたね放送局|PROGRAM GUIDE「今日も明日もポジッピー」

——活動が多彩ですね。ラジオパーソナリティのお話にも興味津々ですが、今回はポジティブハッピーランドの活動にフォーカスしてお話を伺います。

森崎:ポジティブハッピーランドとしての活動は、職場環境改善と離職率の低下を目的として、各企業さんと契約して社内研修やマンツーマンコーチングセッションを行っています。

ポジティブハッピーランド | トップ

ポジティブハッピーランドが実施する研修とは

——ポジティブハッピーランドではどのような研修をされているのでしょうか?

森崎:ビジネス基礎やコミュニケーション基礎研修、リーダーズ研修、マネジメント、育成力アップなどさまざまです。管理職メインの研修もあれば、スタッフ含む従業員全体に向けての研修もあります。

——森崎さんは介護のベテランなので介護研修をされているのかと思っていましたが、介護業界専門ではないんですね。

森崎:前職とのつながりもあり現在のお客様は介護系が多いですが、一般企業様にも通じる内容の研修を行っています。

ポジティブハッピーランド研修の3つの柱

——もう少し具体的に研修の内容をお聞かせいただけますでしょうか。

森崎:研修内容は企業様に合わせて個別に提案していますが、基本的には大きく3つの柱をベースにしています。

まず1つ目がチームビルディング。自分がチーム・組織の一員であることを意識していただくための研修です。

2つ目がコミュニケーション。どんな業界でもコミュニケーションなしでは仕事にはならないので、コミュニケーションの取り方・伝え方・受け止め方を学んでいただきます。

そして3つ目が自分軸。主体的に動けるようになり、自分が判断して自分の責任で行動がとれるようにするために必要なことを知るための研修です。

細かく分ければたくさんありますが、大きくはこの3つを学んでいただくということをまず提案させていただいています。

——1回あたりの研修時間はどのくらいの長さですか?

森崎:内容によりますが、一応90分を1単位として、1日の研修では午前中に2単位、午後に2単位のトータル6時間を最大としています。

個人的におすすめしているのは、1日2単位を1ヶ月に1回または2ヶ月に一回くらいでコンスタントに続けていくやり方です。

——集中研修として、まとめて研修もできるんですか?

森崎:そのようなご希望も時々いただきますが、短期研修は効果が出ないのでおすすめしていません。

臼井 貴紀
● 監修者情報
臼井 貴紀 Usui Kiki
Hubbit株式会社 代表取締役社長。藤田医科大学客員教員。早稲田大学卒業後、ヤフー株式会社に新卒入社。営業、マーケティング、開発ディレクション、新規事業開発など幅広く担当。その後、ベンチャー企業に転職しAIを活用したMAツールの立ち上げを行った後、Hubbit株式会社を設立。高齢者施設に3ヶ月住み込んで開発したCarebee(ケアビー)は、日本経済新聞、NHKおはよう日本、ABEMA PRIME等に出演。
フォローする