この記事は、CYBERDYNE(サイバーダイン)株式会社の社員インタビュー記事、後編です。
前編(#01)では事業展開やこれまでの成果などのお話を掲載しました。
前編をまだ読んでいない方はこちら↓
#01 【サイバーダイン】介護アシストスーツHAL企業インタビュー(前編)~現場と共にソリューションを作る~
後編(#02)である本記事では、サイバーダインの中で働く人の本音に迫ります。
パイオニアのプロフィール
・会社名(役名):CYBERDYNE株式会社
・事業内容:医療福祉機器および医療福祉システム、身体機能改善の治療機器及び治療技術、高齢者・障がい者用の身体機能補助機器および身体機能補助システムの研究開発など
今回(後編)のお話の要点
先に、インタビュー内容の要点を載せておきます。
- 顧客と対等な立場で、新しい介護の形を作る
- 良い意味で科学者らしくない社長は、常に道を示してくれる
- 自分なりの問題意識を持てる人、製品の良さを伝えられる人を募集中
- 介護現場には、テクノロジーで自らを変えていく主体性を持って欲しい
- 偶然の出会いから、大きなやりがいへ
それでは、インタビュー内容をお楽しみください。
顧客とメーカーが同じ目線で新しい道をつくる
ーーお仕事されている中で、どんなことに喜びを感じますか?
小笹さん(以下敬称略):喜びを感じることは沢山ありますが、一番嬉しいのは、メーカーである私達とお客様の立場が同じ目線であると感じる瞬間です。私達がやってることは新しいことなので、道のないところにレールを敷いていく作業になります。新しい介護サービスで新しい介護の形を作るために、お客様と一緒に悩みます。それがうまくいって、現場の介護職員に喜んでもらえた話を同じ立場で共有してもらえるのが、とっても嬉しいことの一つですね。

また、目の前で成果を言ってもらえることが多いのも喜びの一つです。例えば股関節の痛みがすごく良くなったとか。現場の方と直接話ができるのは非常に嬉しいですね。
片見さん(以下敬称略):ほぼ小笹さんと一緒ですが、お客様あるいは利用者様が非常に近いところにいるような会社だと思っております。一般的に広報はデスクワーク中心の人も多くいる中で、ありがたい事に広報に限らずいろんな仕事もやらせてもらい、外に出る機会がある方なので嬉しいです。

例えば小笹さんについていって、介護施設の方と実際会って話を聞いたり、使ってるとこを見たり。また障害を持った利用者さんの通訳などもたまにありますので、そこで実際に治療によって状況が改善してる様子を見ることもあります。そのように本当に喜んでいただけている場面に何度も立ち合うことができて、非常にやりがいを感じています。
