株式会社thestory 代表 河氏 | インタビュー第30弾

株式会社thestory 代表 河氏 | インタビュー第30弾

ケア業界のパイオニアに道を訊くインタビュー企画、第30弾です。

今回は、看護師のジョブマッチングサービス「N/thestory」を運営する、株式会社thestoryの代表 河 京子さんにお話を伺いました。

この記事の要点

  • 医療従事者のキャリアを「本気で何とかしよう」の想いからN/thestoryを創業
  • N/thestoryは徹底的に医療従事者に寄り添ったジョブマッチングサービス
  • キャリアログの構築が日本の医療人材不足を解決する

株式会社thestory 代表 河氏のプロフィール

河 京子(かわ きょうこ)氏

新卒リクルート入社。人材紹介事業部にて法人営業や営業企画を歴任、医療業界のジョブマッチングに携わる。その後2013年に新しい働き方でのジョブマッチングを事業とする株式会社Warisを創業、共同代表を兼務。サービス立ち上げ含む、長年にわたる人材業界での経験を生かしthestory創業。

インタビュー(以下、敬称略)

株式会社thestoryの会社概要

——早速ですが、御社の概要からご説明いただけますでしょうか。

河:株式会社thestory(ジストリー)は、会社名にNとスラッシュ(/)を付けた

N/thestory(エヌジストリー)の開発運営をする会社です。

N/thestoryとは、ざっくり説明すると看護師のマッチングアプリのサービスです。看護師さんに直接スカウトが届くサービスになります。

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——サービスについては後ほど詳しくお聞きしますが、共同経営者がもうお一方いらっしゃるそうですね。

河:はい。私と、もう1人の代表の山本と2人で会社を立ち上げました。

共同代表の山本は、訪問看護事業のソフィアメディの代表も務めた経験があり、私自身もWarisという人材系の会社の代表取締役をやっています。2人とも連続起業家になりますね。

社内には看護師や医療業界、介護職にいた方や、人材領域にいた方が働いていて、みんなで医療従事者のキャリアを本気で何とかしようとしている会社です。

株式会社thestory創業のきっかけ

——河さんも山本さんももともとリクルートで働いていらしたそうですが、医療介護業界に参入されたきっかけは何だったのでしょうか?

河:私はリクルート勤務時代に4年間ほど営業をやっておりまして、その時に医療業界を担当していたのがそもそもの始まりです。

ただその時には看護師のジョブマッチングはやっていなかったので、そんなに業界事情に明るくはなかったんです。

ですが共同代表の山本と知り合い、彼と今後のキャリアビジョンについて話し合っていたときに、彼の想いに非常に共感することができました。

——山本さんにはどんな想いがあったのでしょうか。

河:山本は訪問看護・介護関係の運営で日々、看護師や介護士に接する機会が多くありまして、そこでものすごい課題を感じたそうです。

——課題とは具体的にはどのようなものでしょうか。

河:やる気のある看護師さんたちが生き生きと働くことが難しい社会であるという現状です。

そこに憤りに近い感情を抱きまして、その課題をどうしていけば良いかを考えました。

その際に、「キャリアログ」という発想で、やりがいがある看護・やりたい看護ができて、看護師たちがちゃんと報われる世界を作ろうという話になり、山本から会社の立ち上げを提案されました。

私自身もキャリアログという考え方には興味があり、資格やスキルが見える化しやすい領域は医療やテクニカルの領域だなと感じていました。

そして実際に、何人かの看護師にインタビューして話をお聞きしたところ、山本の課題感とキャリアログの必要性を痛感することができました。

こんなに学び続けている方々に寄り添ったサービスが存在しないことに改めて気づかされて、これはまずいと思いました。

臼井 貴紀
● 監修者情報
臼井 貴紀 Usui Kiki
Hubbit株式会社 代表取締役社長。藤田医科大学客員教員。早稲田大学卒業後、ヤフー株式会社に新卒入社。営業、マーケティング、開発ディレクション、新規事業開発など幅広く担当。その後、ベンチャー企業に転職しAIを活用したMAツールの立ち上げを行った後、Hubbit株式会社を設立。高齢者施設に3ヶ月住み込んで開発したCarebee(ケアビー)は、日本経済新聞、NHKおはよう日本、ABEMA PRIME等に出演。
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