株式会社NEWCHOICE 代表取締役 川部氏 | インタビュー第34弾

株式会社NEWCHOICE 代表取締役 川部氏 | インタビュー第34弾

ケア業界のパイオニアに道を訊くインタビュー企画、第34弾です。

今回は介護事業所様向け派遣型エンターテイメント「SISYO」を運営する、株式会社NEWCHOICE 代表の川部さんにお話を伺いました。

この記事の要点

  • SISYOは医学的な裏付けに基づいたエンタメ派遣サービス
  • 介護事業者にも利益がある新しいビジネスモデル
  • 若者の介護業界参入で日本の未来は明るい

株式会社NEWCHOICE 代表取締役 川部氏のプロフィール 

川部 響(かわべ ひびき)氏

2004年生まれ。東京都大田区出身。高校生の頃、祖母が認知症と重度の介護を抱え最期を迎えたことをきっかけに介護業界での起業を志す。大学入学後、株式会社NEWCHOICEを設立。一つ一つの介護施設をエンパワーし、一人でも認知症、重度介護に苦しむ人を少なくすることを目指す。介護施設向けの派遣型エンタメと業務支援パッケージ「SISYO(シショー)」を提供する。

インタビュー(以下、敬称略)

株式会社NEWCHOICEの概要

——まずは御社について簡単に概要をお聞かせください。

川部:「世界の介護に明るい未来を切り拓く」を経営理念とする、株式会社NEWCHOICEの川部と申します。

介護の画像

NEWCHOICE | TOP

2023年の9月に設立したばかりで、現在はVC(ベンチャーキャピタル)から調達した資金を元手にサービスのPoCを行っています。

※PoC(Proof of Concept/概念実証):新たなアイデアやコンセプトの実現可能性、得られる効果などを検証すること

川部:PoCは今年(2024年)の春には終わる予定で、その後実際のサービス開始に向けて準備している最中です。

横浜市立大学発の学生起業家が介護業界に参入

——川部さんは起業家でありながら大学にも籍を置く学生ベンチャーなのでしょうか。

川部:はい。横浜市立大学の大学1年生で、現在19歳です。横浜市立大学としては自分が初の学生ベンチャーです。

——学生でありながら介護業界で起業しようと思ったきっかけは、大学の研究からですか?

川部:介護の世界に関わろうと思ったのは個人的な体験がきっかけです。高校生の頃に、私の祖母が重度の認知症になりまして、最後の1年はほぼ寝たきりのような状態でした。

その体験にインパクトを受けて、介護分野で何か力になれないかと思い起業を決意しました。

30超の施設インタビューで介護の課題を探る

川部:最初はこの業界で何が自分に求められているのかが分からず、Googleマップで横浜市内の介護事業所をリストアップして、片っ端から電話やインタビューを始めました。そのうち介護事業者のSNSやホームページ作成のお手伝いなどもするようになり、

その中で、業界のインサイトを探っていきました。

——課題は見えてきましたか?

川部:ある施設の利用者男性との会話をきっかけに、自分がなすべきことが見えてきました。

臼井 貴紀
● 監修者情報
臼井 貴紀 Usui Kiki
Hubbit株式会社 代表取締役社長。藤田医科大学客員教員。早稲田大学卒業後、ヤフー株式会社に新卒入社。営業、マーケティング、開発ディレクション、新規事業開発など幅広く担当。その後、ベンチャー企業に転職しAIを活用したMAツールの立ち上げを行った後、Hubbit株式会社を設立。高齢者施設に3ヶ月住み込んで開発したCarebee(ケアビー)は、日本経済新聞、NHKおはよう日本、ABEMA PRIME等に出演。
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