【eMamo】株式会社リンクジャパン 衞藤氏|インタビュー第18弾

【eMamo】株式会社リンクジャパン 衞藤氏|インタビュー第18弾

ケア業界のパイオニアに道を訊くインタビュー企画、第18弾です。

今回は、高齢者ヘルスケアに必要なことをまとめてサポートできるIoTプラットフォームサービス「eMamo」を運営する、株式会社リンクジャパン の衞藤さんにお話を伺いました。

この記事の要点

  1. 「eMamo」は高齢者ヘルスケアに必要なあらゆる製品とサービスを一本化して、介護支援をサポートするIoTプラットフォームサービス
  2. 介護施設の業務効率化、高齢者の見守りや自立支援などを一括サポートできる
  3. 完全オンラインの診療やお薬の配達サービスを提供予定

株式会社リンクジャパン 衞藤氏のプロフィール

衞藤氏の画像

プロフィール

衞藤 涼乃(えとうすずの)氏

1998年生まれ。愛知県名古屋市出身
2021年 名古屋外国語大学現代国際学部国際教養学科卒業
大学卒業後、都内の外資系5つ星ホテルでレストラン業務、大手日系ビジネスホテルでフロント業務と予約管理業務を経験
大学時代の学びやホテルでの仕事を通じ「魅力を正しく伝える」ことの素晴らしさと重要性を実感し、広報の道に進むことを決意。スマートホームの利便性や将来性に惹かれ、2022年8月に株式会社リンクジャパンに入社
現在は社内外への広報活動を中心に、様々な業務にあたっている

会社概要

株式会社リンクジャパンのロゴ画像

・会社名:株式会社リンクジャパン
・設立:2014年4月
・事業内容:
 ・IoTプラットフォーム事業に関わる全ての製品・サービスの提供
 ・アプリケーション・クラウド・IoT通信モジュール・LPWA技術関連製品の開発と提供
 ・ビッグデータとAI活用を前提としたスマートライフサービス、見守りサービスの開発

インタビュー

今のお住まいをアップデートできるようにすることで、一生住み続けられる家を実現

——早速ですが、「株式会社リンクジャパン」についてご紹介いただけますか。

株式会社リンクジャパンは、AIとIoT技術で住宅の全てを一括管理できるホームプラットフォームを提供している会社です。

弊社のオープンプラットフォーム「HomeLink」を起点に、家電操作の自動化などのスマートホームサービスをはじめとして、家事代行・ホームセキュリティ・各種ライフラインの管理など、住宅に関わる全てのサービスや住設機器を一括管理できる「住宅を管理するOS(HOME OS)」を提供しています。

これにより例えば、20代ではスマートホームサービスを活用した便利な生活を送り、歳を重ねて健康に不安を抱いた際にはヘルスケアサービスを追加する、といった住まいをアップデートすることが可能になります。

また、弊社は高い技術力を活かし、ご利用者様はもちろん、パートナー企業様など、弊社に関わるすべての方に満足していただけるような高いUX(ユーザーエクスペリエンス|ユーザー体験)を提供しています。
シンプルで使いやすいUI(ユーザーインターフェース|例:アプリ画面など)がこの高いUXにつながっています。

そのため、法人向けにスマートホームサービス事業を展開している企業の中では、導入シェア、アプリ評価、他社製品連携数、運用期間のいずれにおいても業界トップです。

次に、弊社が提供しているサービスの一部について簡単にご紹介します。

家電や住宅設備など、家中のあらゆるものを1つのアプリで管理し、タイマー、音声、遠隔での操作を可能にするスマートホームサービスの「eLife(イーライフ)」。高齢者ヘルスケアに必要なあらゆる製品とサービスを一本化する事により、介護業界の業務効率化、高齢者の見守りや自立支援をサポートするサービスの「eMamo(イーマモ)」。IoT技術であらゆるエネルギー機器をリンクさせ、AIによるホームエネルギーの最適な制御を実現するサービスの「eNe(エネ)」などがあります。

その他にも、「HomeLinkアライアンス」という、弊社のオープンプラットフォーム「HomeLink」と他社製品を連携させることで新たな価値を生み出すサービスなどがあります。

——それでは、高齢者のヘルスケア分野でサービス提供している「eMamo」について詳しくご紹介いただけますか。

「eMamo」は、AIとloTの技術を使用して介護業界の諸問題を解決するための事業者向けサービスです。

介護業界は離職率が高いことや、デジタル化が進んでいないため業務効率が低い傾向にあることなど、様々な課題があります。

eMamoでは、ビデオ通話機能を搭載することで無駄な入室確認を減らすことができる「スマートナースコール」、離れた場所からでも居室状況を確認できる「安否確認」、居室内のエアコンを自動・遠隔制御ができる「空調室温(節電)管理」などの最先端loT機器を活用したサービスを提供しています。

これにより、高齢者ヘルスケアに必要なあらゆる製品とサービスを一本化することができ、業務効率化、高齢者の見守りや自立支援など介護業界の諸問題を解決できるよう設計しています。

臼井 貴紀
● 監修者情報
臼井 貴紀 Usui Kiki
Hubbit株式会社 代表取締役社長。藤田医科大学客員教員。早稲田大学卒業後、ヤフー株式会社に新卒入社。営業、マーケティング、開発ディレクション、新規事業開発など幅広く担当。その後、ベンチャー企業に転職しAIを活用したMAツールの立ち上げを行った後、Hubbit株式会社を設立。高齢者施設に3ヶ月住み込んで開発したCarebee(ケアビー)は、日本経済新聞、NHKおはよう日本、ABEMA PRIME等に出演。
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