【宇井吉美】排泄センサーHelppadの株式会社aba代表インタビュー(前編)たゆまぬ研究開発、現場との約束。

【宇井吉美】排泄センサーHelppadの株式会社aba代表インタビュー(前編)たゆまぬ研究開発、現場との約束。

未来のサービス においセンサーから病気も検出

介護業界への参入に悩む他社を支援する

ーーHelppad以外にaba labという事業をされていらっしゃいますが、aba labを始められた経緯はどのようなものでしょうか?

3年ぐらい前から、いくつかの企業様から「介護領域に参入したいんだけど、参入の仕方が分からないから手伝ってほしい」と言われるようになってたんですね。

事業参入支援の営業などしていなかったのに、お話が来るということは、介護領域に参入したいけど参入の仕方が分からなくて困ってる企業さんは多いんじゃないか、と社内で話をしました。
「じゃあそれをちゃんとサービス化しよう」と今年(2021年)から始めたのがaba labです。おかげさまで色々な企業様にお声がけいただいています。

社長2

ーーもともと色々な所でご登壇されていますが、イベントがきっかけでお仕事のご依頼が来るような感じだったのでしょうか。

いえ、登壇がきっかけでというのはあまりないですね。うちのホームページを見てお問い合わせが来たりとか、知り合いづてに依頼が来たりでした。

生活を乱さずに、もっと広く深く

ーーHelppadの進化についてのイメージはありますか。

ベットに敷くシートタイプとしては「薄くてペラペラになる」。また、布パンツやおむつにセンサーが内蔵されているタイプが使いやすい形で完成するというイメージもあります。

また機能的な点では大きく進化します。今、排泄のにおいから病気を見つけ出すという研究をしているんですね。尿と便がわかってオペレーションが楽になるというだけではなくて、病気がわかるようになると思います。

また、エアコンや空気清浄機を使って排泄検知をしてしまうことも考えてます。なぜなら、うちが使ってる排泄センサーって元々エアコンや空気清浄機に入っているセンサーを使ってるんです。お部屋に高齢者の方が来られて、もし排泄されたら、エアコンや空気清浄機を通してそれがわかるという世界観ですね。

ーー検出できる場がかなり拡大していきますね。

「生活を乱さない」を叶える、究極に「簡単な検出をする」プロダクトの未来感はあります。一方、直近の話で言えばHelppadがもっと薄っぺらくなる、ですね。あとは、検出精度を格段に上げていく部分もありますね。

ーーにおいセンサーが強い会社になっていくかもしれないですね。

においセンサーは面白いし日進月歩ですが、私たちはにおいセンサーそのものを作っているわけではないです。ただ、センシング(の応用技術)と信号処理は伸ばしていきたいなと思ってますね。

人材も募集中

ーーどんどん研究開発を進められている今、採用したいのはどのような人材ですが?

今求めているのは、まずデータサイエンティスト、ソフトウェアエンジニア。あとはシステムインテグレーター。

あとはaba labをやってく上で、調査手法とか、事業戦略を考え、クライアントに提案することができるコンサルタント的な人材です。例えば、事業会社で新規事業をゼロから立ち上げた経験がある人がいると嬉しいですね。

前編分はここまでです!

現場の職員に寄り添った視点を絶対に忘れずに製品の研究開発に励む姿勢からは、ベンチャースピリットの鏡と言えるほどの熱量を感じさせますね。

次回は、業界全体をも見据えたビジョンにも迫っていきます!お楽しみに!