高い視座で、介護業界を変えていく。コニカミノルタQOLソリューションズ代表インタビュー(後編)

高い視座で、介護業界を変えていく。コニカミノルタQOLソリューションズ代表インタビュー(後編)

この記事は、コニカミノルタQOLソリューションズ代表・三浦雅範氏のインタビュー記事、後編です。

前編(#01)では、事業の背景やこれまでの成果などのお話を、中編(#02)では、展望や代表のご経歴などのお話を掲載しました。後編(#03)である本記事では、介護事業者に伝えたいことや、求める人材像などに迫ります。

前編、中編をまだ見ていない方はこちら↓
#01 【HitomeQ】介護の現場をDXする コニカミノルタQOLソリューションズ代表・三浦雅範氏インタビュー(前編)
#02 【コニカミノルタ】これからの介護に必要なテクノロジーとは 三浦代表インタビュー(中編)

パイオニアのプロフィール

・お名前:三浦雅範(みうらまさのり)さん
・会社名(役名):コニカミノルタQOLソリューションズ株式会社(代表取締役社長)
・事業内容:「HitomeQ」運営

今回のお話の要点(後編)

それでは、インタビュー本編をお楽しみください。

テクノロジーが必要な世界で顧客と向き合う

変曲点があるか

現場から新規事業まで色々とご経験された末に介護業界に注目されたのは、マーケティングの発想からというわけですね。

そうですね。業界の動向を見ました。技術と業界動向のマッチングがないと、やはり新規事業というのは成功しないので。

また、介護業界が変曲点のある事業領域だったことは重要です。何らかの変曲点がないと、なかなか新参者は入っていけないので。介護の世界は完全に「人材不足が起こる」「テクノロジーが必要だ」ということが先に見えてました。

カスタマーサービスを軽んじない

今新しく事業を進められる中で、「こういう人材に来て欲しい」という希望はありますか?

私どもの事業は、もともとはメーカーで、組織内は働く人の多様化が進んでいます。女性の方もいますし、海外の方もいらっしゃいます。また今の組織でいうと、生え抜き(新卒採用)よりもキャリア(即戦力の中途採用)が約4割でかなり多い、そんな組織になってます。

これからはソリューションビジネスをやっていきます。先ほど申し上げたように(参照:前編より「システムの定着までを徹底的にサポートし、働き方の改革を目指す」より)、お客様に張り付いてデジタルタッチポイントを持ちながら、お客様の要求を聞いて、要求をプラットフォーム化し、生産性を上げる対応をしていくのが大事な仕事になります。
なので必要としているのはカスタマーサービスができる人ですね。そして当然、データを読み込むデータサイエンティスト人材です。

カスタマーサービスは意外と皆さん軽視されるところがあるんですけども、やはりお客様とコミュニケーションできるのは優れたスキルなんです。いろんなところで使えるので。人を束ねて話を聞き出して、お客様に違和感なく次の提案ができる、そんなスキルを持ってる方がいらっしゃればぜひ。

文系でもできる

三浦代表のバックグラウンドはもともとエンジニアリングの色合いが強いように見受けられましたが、一方現在はお客様との対話が重要だと考えられるのですね。

いや、テクノロジーだけでは事業が拡大しないのです。ジョブ起点などを紹介する文献などもありますが、やはり顧客起点で、顧客が何を考えていて、本来の目的は何かということを分析することが重要です。
これはエンジニアではなくて、文系でもできるわけです。ただ、それを具体化するにはやっぱりテクノロジーを持ってる人が強いと私は思いますが。新規事業をドライブするには両方のスキルが大事じゃないかなと思います。

■トピックのまとめ

  • 介護業界では、人材不足とテクノロジーの必要性が先に見えていた
  • カスタマーサービスを行える人材が必要
  • 顧客の課題を分析し、具体化するために技術を用いる

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