【HitomeQ】介護の現場をDXする コニカミノルタQOLソリューションズ代表・三浦雅範氏インタビュー(前編)

【HitomeQ】介護の現場をDXする コニカミノルタQOLソリューションズ代表・三浦雅範氏インタビュー(前編)

自分たち自身をDXさせていく

介護業界はICT化が進んでいない業界だと言われているので、入り込んで定着させるのが今の段階なのかもしれないですね。

やはり、使っていただかないと社会実装になりませんから。
2000年に介護保険制度ができてから、この業界にメーカーの人たちもこぞって参画されました。メーカーというのは、売り切りなんですね。私どもはやっぱりソリューションですので、売ってからのお付き合いをどうするかがポイントです。売ってから、いかにその環境を維持継続し、次の進化に向けてサービスを提供するか、というスタンスです。そういう意味では、従来の介護事業者様に売り込むメーカーさんのスタンスと明らかに違うと思います。

メーカーの方々との違いは、定着させるところまでサポートするか否かということですね。御社の競合や類似サービスは存在するのでしょうか?

まず、この業界で画像を使って、介護の現場をDXしようというのは、私どもが先行しています。その後に各社さんも追随されていますが、同じように手間と暇をかけて、「ICTはあくまで導入の環境整備で、いかにそれを使って介護の現場を効率化し質を向上させるか」のご支援をするサービスは、今の介護業界の中では私どもだけだと思います。

コニカミノルタQOLソリューションズ代表・三浦雅範氏近影5

世界と比較して日本で特に高齢化が問題になっている現状を考えると、もしかするとワールドワイドに考えても先行している企業かもしれないですね。

ただし経営という観点では、オペレーションまで支援するとなると、当然規模が大きくなればなるほど固定費も上がります。固定費を上げないために何をやっているかと言うと、我々自身のDXです。いかにリモートで、いかに効率よくやるか。

お客様をDXしながら、私ども自身もDXしていかないと、実現できないビジョンなのです。

「自分たち自身もDXしていく」というのは、かなりキャッチーで、心惹かれるものがあります。

ありがとうございます。今までのメーカーの規模拡大というのは、当然ながら物が売れる分だけ、営業スタッフもすべてを増やしていかなければ、拡大できなかったと思うんです。今でこそできるDXで、そこをできるだけ変えていく。あるいはICTの環境をお客様に提供するからこそできる社内のDXだと思っています。

自分たち自身をDXしたノウハウが、またお客様のもとで生かされるのかもしれないですね。

おっしゃる通りです。社内実践が、次のサービスにも繋がっていくということになるかと思います。

■トピックのまとめ

  • 売り切りではなく、売ってからの維持継続がポイント
  • 画像を使って介護現場をDXするソリューション企業としては唯一の企業
  • 自分たち自身もDXし、それによりビジョンを実現する

前編分はここまでです!

強い技術を持ちながらも、地道で徹底的なマーケティングを行い、顧客に寄り添う。今の介護業界を変えんとする企業の熱いストーリーを聞くことができました。
「DX」という言葉の響きに慣れない方も、もしかしたら今回のお話で「DXはこういうものか」と少しピンと来る部分もあったのではないでしょうか。

次回は、企業としての展望や、三浦代表の人物面にも迫っていきます!お楽しみに!