1億円資金調達の「その次」GiverLink代表取締役CEO 早坂祐哉氏インタビュー(後編)

1億円資金調達の「その次」GiverLink代表取締役CEO 早坂祐哉氏インタビュー(後編)

最終更新日 2021.10.08

当たり前に役立つものを作る

介護職員の中にはインターネット検索を日常的に使わない方もいると思いますが、そういった方とはどうすれば繋がれると思われますか?

インターネット検索する人は、ある程度インターネットができる人、あるいは探そうとしてる人だと思うんです。なので、本当に情報が必要な方へのリーチに使えるのはインターネットマーケティングだけではないと思っています。郵送DMや電話が必要かもしれません。

ICTが必要だというのは、皆さんちょっとずつ思い始めてるので、きっかけとしてのアプローチはオフラインを組み合わせる必要があるのが現状だと思っています。将来的には全員がインターネットを使って欲しいのですが、今はもう一歩だと思っています。

サービス周知には講演会なども有効かもしれませんが、講演会はされているのでしょうか?

来月(=2021年10月)、行政から依頼され、地域包括ケアに関して講演をしてきます。ブランドを作っていくのも一つのポイントかなと思っているので。

ただ本当にいいものであれば介護職員が介護職員に広げてくれる流れもあると思います。横の繋がりが強い世界なので。
なので、本当にいいものを提供していくのが凄く大事だと思ってますね。

逆に「見ないとちょっと怖いよね」とか「一応見とこう」みたいな流れになって、業界の当たり前になれば、インターネット苦手な方でも頑張ってみようかな、となるのではないかと思います。

AIケアラボのミッションの一つが、業界のICT・DXへの関心を高めることでもあるので、その意味だと同志みたいな部分があるのかも知れないですね。

ご講演は宮城県で行われるのでしょうか。現在の拠点にされている仙台という地域に対しては、こだわりがあるのでしょうか?

宮城県仙台市のイメージ図
宮城県仙台市は東北地方の商業の中心でありながら自然豊かな所です。

はい、宮城県仙台市で行います。仙台を拠点をしていることには、ものすごく強いこだわりがあるわけではありませんが、やっぱり育ってきた場所だという部分はあります。
仙台って、実は福岡をライバル視してるんですよね。福岡から見たら、全然意識するにも足らない所なのですが、ここでは何かと福岡の話が出てくるんですよ。福岡は、スタートアップとか起業家が育ちやすい部分があると思うのです。

※偶然にも、前回のインタビュー先「芙蓉開発株式会社」は福岡に拠点を置く企業でした。▶︎【芙蓉開発】だれでも使えるAIで、当たり前を作る。【前田俊輔】(介護AI・介護DXインタビュー)前編

仙台も育てたいと言うものの、まだ福岡がはるか先にいるという状態で。もしかしたら我々も立地的には福岡にいるほうがメリットがあるかも知れませんが、「生まれ育った土地から上場できたらカッコいいじゃないか」という訳で仙台にいます。

▶︎▶︎NEXT 1億円資金調達の裏話

■トピックのまとめ

  • いいものを作る」ことが、届ける上でも何より大事
  • 生まれ育った町で上場までいきたい